JF2NLH

アマチュア無線をゆるく楽しんでいます

音声にハム音がのる

静岡県西部ハムの祭典の PR で JA2RL/2 を運用しました。
運用時に発生したトラブルの備忘録その3です。

2m FM で CQ を出していると、お世話になっているローカル局から音声にハム音がのっていると指摘を受けました。のっているハム音はいわゆる昔懐しのブーンという音とのこと。自分ではモニタできないのでローカル局にお願いしてハム音の発生原因の切り分けにお付き合いしてもらいました。

無線機の近くで点けていた TV を消したり、LED 電球を消したり、蛍光灯を消したりしても変わらないとのこと。次にノートPCの USB を切離したり、ノートPC自体を無線機から離してみても変わらずハム音が出るとのこと。思い当る外部周辺機器を全て外してみましたがハム音が出ているとのこと。

ローカル局から電源ではないかとの指摘を受けました。使っている電源はいわゆるスイッチング電源です。しかし、さすがにバッテリ運用はできないので外部電源は必須。あいにく予備の電源は運用場所にはなく、電源まわりの切り分けはできない状態です。

そんな時に何気に無線機の筐体に手を当てながら送信したところ、ハム音が軽減されたとのこと。人体アースでハム音が消えたのです。ということは、何らかのノイズがマイクに乗ってしまっているのかもしれません。本来の原因がドコにあるかはわかりませんが、ひとまずハム音への対策がわかったので良かったです。

さて、この後の運用は筐体に手をあてながら CQ です。早速、2m FM で呼んでいただいた局からはハム音について指摘は無く PR 運用することがでしました。その後 70cm FM に QSY しての運用では、お世話になっているローカル局に呼んでいただいたので再度ハム音の有無を確認したところ、筐体から手を離していてもハム音は無いとのこと。

何なんでしょう、運用しているうちに、いつの間にかハム音が消えてしまったようです。無線機まわりの環境は切り分け対策のままで変っていないので、何が原因で発生していたのか結局わからず仕舞いで PH の運用を CL しました。