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WinKeyer USB 小型版2台目を製作

WinKeyer USB 小型版の2台目を作った。
 
WinKeyer USB は 8年程前にキットを購入して作り自宅用として使っていたが、数年前に移動用に小さな WinKeyer USB が欲しいと思い WinKeyer IC のみを購入。手の中にすっぽり収まる小型版を作り移動運用に使ったり、静岡県西部ハムの祭典で JA2RL/2 のメモリキーヤーとして使ったり活躍している。あれから数年経って2台目を作った。
 
1台目を作った当時のメモ。
小型化のためにはケースが大事。アキバに行って色々なケースを物色し、秋月、千石、aitendo で基板付きのケースをいくつか購入。それぞれの基板に部品配置のシミュレーションをしてみたところ、配置できた中で最も小さかった aitendo のケースにした。
 
Winkeyer USB のオリジナルの回路からの変更は次のとおり。
移動用なので機能を最小限とするため、 Key1 出力のみとし、PTT 出力と Key2 出力を割愛、ボタンを6つに増やし、キー出力に連動するLED追加、パドルリバース切り替えスイッチ追加。USB シリアル変換は、 microUSB で FTDI チップを使った秋月の超小型 FT234X を採用。超小型なのはもちろん裏面にある CBUS0 端子から SLEEP_L を出力できて秀逸。これらを小さなケースの基板に実装したところ問題なく動作した。
 
たいへんだったのはケースの穴開け。microUSB端子、パドル入力、キー出力、半固定抵抗の穴はケース側面に問題なく開けることができたが、上面のタクトスイッチの穴開けに難儀。穴の間隔を均等にしたもののドリルのズレでとなりあう穴がつながってしまった。自分で使う分には問題ないのでそのまま。また、フタをすると IC チップの上部がフタに当ってしまうが、これは多少アタリがあるもののフタを閉められるので対処しないことにした。今回の2台目の作製でもケースの穴開けでグダグダになってしまった。
 
小型版2台目の IC バージョンは、最初に購入した Winkeyer USB から外した v2.3 を使い、WinKeyer USB には v3.0 を挿してある。小型版は電池は無くしUSB給電のみ。移動運用でPCが無い場合はダイソーのアルカリ単三電池2本のUSB電源から給電している。
 
 
WinKeyer USB 小型版